世界陸上100mの結果と感想
世界陸上ロンドン大会、100mはアメリカのジャスティン・ガトリンが金メダル、同じくアメリカのクリスチャン・コールマンが銀メダル、ジャマイカのウサイン・ボルトの100mラストレースは銅メダルとなった。タイムは以下の通り。
ガトリン 9.92
コールマン 9.94
ボルト 9.95
(向かい風0.8)
リアクションタイムはそれぞれ、
ガトリン0.138
コールマン0.123
ボルト0.183
だったので、ボルトはこの差を埋めきれなかった形。しかし、ガトリンの最後の伸びは凄かった。しかも不利な8レーンからである。
しかし、である。タイトルの通り、勝者も敗者も健闘を称えている中、ボルトコールとガトリンへのブーイングが、耳をつんざくように鳴っていた。
35歳になったガトリンの復活を賞賛する声は、残念ながら少なかった。
そして、その後の記者会見。「タイムが遅かったけど」みたいな、レースのレベルの低さや勝者を貶めるような質問が飛び交い、それにガトリンが釈明するような、悪質な空気が流れていた。
ある記者は、ガトリンに対して「君のこと、みんなは悪い奴だって言ってるけど、それについてどう思うか」というあまりに不躾な質問をする始末。
人間腐ってるね。
素直におめでとうと言うことすら出来ないのか。
んで、それを上手に横からボルトがフォロー。この人は本当に人間出来てる。
会見といえば、世界陸上北京大会のセグウェイ事件を思い出す。レース後の会見で、ぶつかったカメラマンの件を聞かれた際には、
ボルト「ガトリンがカメラマンを買収してぶつからせたってウワサを流そうかと思って」
ガトリン「あのカメラマンはミッションに失敗したから、払ったお金は返してもらわないと」
というほんわかしたユーモラスなやり取りがあった。
これも、いま検索しようとすると、ボルトの発言の紹介だけで終わっている記事が多い。
どうもメディアは、とことんボルトの人間性や記録の偉大さを高めたいらしい。それを彩ってきたガトリンを貶めることも含めて。そこに躊躇はなく、あたかも暗黙のうちに決まった方向性があるかのようだ。
ガトリンが、過去にドーピングで処罰されているが、長期間の出場停止で、罰は済んだはずだろう。
ここまで来ると、もはやドーピングどうのこうのではない気がする。
ガトリンが仮に過去にドーピングしていなかったとしても、過去に起こした問題を持ち出してきて王者の資格を疑問視したり、ボルトが本調子でなかった理由を探したりして、結局このレースの価値を認めないのだろう。
本当に、偏ってる。
マジで、ふざけんな、と思った。
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